アトピーパティシエの徒然日記

アトピー性皮膚炎を抱えるパティシエの日々を徒然なるままに。実験的に改善方法あれこれやります。あと趣味の自転車🔰を少々。

食事制限と副腎疲労

あまりのケーキが勿体無いからと、軽い気持ちで1つ食べ地獄をみたyuyaです。(もう2度と食わん)

 

今日はアトピー改善の為に行っている食事制限と食事制限を行う理由である副腎疲労についてです。

 

"副腎疲労とは"

 

「副腎疲労」とはその名の通り「副腎」と言われる器官が疲労し機能が低下している事を言います。

 

「副腎」とは腎臓の上にある器官で「ストレスの線」とも言われておりストレスとの密接な関係のある器官です。

 

 

この「副腎」には抗炎症作用や上がり過ぎた免疫を抑える「コルチゾール」と言うホルモンを分泌する働きが有り、この「コルチゾール」が正常に分泌されていると炎症によるアトピーの痒みを抑え症状改善に繋がるとされています。

 

現代人にはこの「副腎疲労」と言われる症状の方が多く見られ原因として、「食生活の変化」が大きいとされております。

現代人にアトピー性皮膚炎の方が増え、成人になっても治らないのはいわゆる「ジャンクフード」と言われる食事を幼少期から摂取し「副腎疲労」の状態にあるからと考えられているようです。

 

 

 

"副腎を疲労させるとされる食材"

 

ならばどう言った物が副腎を疲労させる物なのか?

先程も出たいわゆる「ジャンクフード」と言われる物です。

「ジャンクフード」と言われる物には「糖質」と「脂質」が多く含まれており特に「糖質」は副腎を大きく疲労させると言われています。

 

 

「糖質」をとると体内では血糖値が急激に上がり、膵臓から「インスリン」と言われる血糖値を下げるホルモンが分泌されます。

インスリン」が分泌され血糖値が下がると今度は血糖値の急降下を抑える為、副腎から「アドレナリン」と言う血糖値を上げるホルモンが分泌されます。

 

この一連の流れにより副腎は疲労し正常な機能を果たさなくなるわけです。

 

「糖質」の他にも小麦などに含まれるタンパク質「グルテン」(パンなどの食感を産む成分)も血糖値の急上昇を起こす為、副腎疲労を改善するためには避けるべき食材と言えます。(コンビニの菓子パンとか最悪ですね)

 

 

またコーヒーや紅茶などに含まれる「カフェイン」は副腎を直接刺激する事により「アドレナリン」を分泌させる為、かなり副腎への負担が大きくこちらも避けるべき食材と言えるでしょう。(コーヒー大好きの著者は涙目)

 

 

他にも乳製品などに含まれる「カゼイン」(ホットミルク作ると出来る上の膜みたいなの)も良くないそうですが、私個人はあまり影響が出ていないのでヨーグルトなどは腸内環境を整える為良く摂取しています。

 

 

"副腎疲労を回復させるとされる食材"

 

逆に疲労を改善するとされる食材は「良質なタンパク質」「ビタミンB群」「ミネラル」などがあげられます。

 

良質なタンパク質の具体例で言うと「鶏肉」や「イワシ」「アジ」「秋刀魚」

 

ビタミンやミネラルで言うと「豚肉」「緑黄色野菜」(カボチャ、人参、アスパラガス、オクラ、小松菜、ニラ、ほうれん草)「海藻類」が良いとされています。

 

「豚肉」は緑黄色野菜と油で炒めるなどすると栄養素の吸収を良くする為、上手に料理に組み合わせると効率良く、また美味しく栄養素を摂取出来ると思います。

 

 

以上が副腎疲労を改善しアトピーの症状を抑える為の食材になります。

これらを摂取、または摂取しない様に取り組み改善を目指し頑張っていきたいと思います。

 

 

 

とはいえ…あまりに縛り過ぎるとそれがまたストレスになりかねないので、適度に楽しみを作り(私の場合はコーヒー)無理なく食事制限をしていきたいですね。

何事も「ある程度」ぐらいが長続きすると思うのでこの日は!って日を作り自分にご褒美あげてください。

 

 

最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。